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国際大山空手道連盟 WORLD OYAMA KARATE ORGANIZATION

大会ルール

大会ルールの抜粋です。

出場選手は各支部長を通して大会運営本部に最新の情報をご確認下さい。

 

01.審判
  1. 大会最高審判長
    1. 全ての主審と副審は大会最高審判長の権限下にある。
    2. 大会最高審判長が下す裁定は、有効打の付与、減点、失格等を含む全ての事象において最終判定となる。
    3. 大会最高審判長は全ての主審、副審、計測係を召集する権限を持つ。
    4. 大会最高審判長はトーナメントの趣旨に反する行動を取った主審、副審のいずれをも追放する権限を持つ。
  2. 審判団
    1. 審判団は主審1名、副審4名、計測係1名から構成される。
    2. 主審:
      • 大会最高審判長による裁定を除き、主審の判定は有効打の付与、減点、失格等を含む全ての事象において最終判定となる。
      • 主審は判定時を含む有効打の付与、減点、失格等を含む全ての事象において副審と同じく一票のみを持つ。
      • 主審のみが選手の著しい反則を見つけたのならば、大会最高審判長に相談の上、その選手の失格を公表する事が出来る。
    3. 副審:
      • それぞれの副審は判定時を含む有効打の付与、減点、失格等を含む全ての事象においてそれぞれ一票を持つ。
      • 副審は旗と笛を使う事によって判定を示す。
    4. 計測係:計測係は時間と試合の勝者の記録を保持することに責任を持つ。

 

02.コーチ
  1. 各選手は2名以上のコーチを付けてはならない。
  2. コーチのみ試合コートの側に座る事が許される。
    • コーチはラウンド間のみ、選手に水分を与える事が出来る。
    • 例えコーチであってもコート内に入ってはならない。
  3. コーチはタオルをコート内に投げ入れることによって試合を中止させる事が出来る。

 

03.試合
  1. 【一般:男子】
    1. 本戦は3分とする。
    2. 延長戦は2分とする。
    3. 再延長戦は2分とする。
  2. 【一般:女子、中学生】
    1. 本戦は2分とする。
    2. 延長戦は1分とする。
    3. 再延長戦は1分とする。
  3. 【幼児・小学生】
    1. 本戦は1分半とする。
    2. 延長戦は1分とする。
    3. 再延長戦は1分とする。

 

04.試合の勝利条件
  1. 「一本」
  2. 「技有り」2つで「一本」となる。
  3. 判定で3名以上の審判が選手の一方を勝者とした場合、その選手は自動的に勝者となる。
  4. 対戦選手が失格、或いは試合が行えなくなった場合、他方の選手は自動的に勝者となる。
  5. 再延長で判定が付かない場合、体重判定を行う。体重の軽い選手が勝者となる。

 

05.ポイントの付与方法
  1. 「一本」は、有効打によって対戦相手がダウンした場合、或いは3秒以上動く事が出来ない場合、付与される。
  2. 「技有り」は、有効打によって対戦相手が3秒以下のダウン、もしくは動く事が出来ない場合、付与される。
  3. 「技有り」2つで「一本」となる。

 

06.効果
  1. 「効果」は主審、並びに副審それぞれがカウントし、判定の際に考慮される。
  2. 「効果」は有効打によって対戦相手に与えた軽度のダメージに対して付与される。
  3. 選手が、対戦相手を投げ倒し、直ちに寸止めにて極めの攻撃をしても「技有り」は与えられないが、「効果」を付与される。

 

07.掴み
  1. 瞬間の「片手の掴み」を利用しての攻撃並びに足払いは有効である。
  2. 首と頭への瞬間の「片手の掛け」は有効である。毛髪を掴む事は反則である。
    • 「瞬間」とは、対戦相手を抑え攻撃技を一つ出す為だけの短い時間である。(1秒以内)
    • それ以上に対戦相手を押さえ込む事は許されない。

 

08.顔面への手技による牽制、並びに掌底
  1. 掌底での中段に対する瞬間の「押し」は有効である。
  2. 牽制としての顔面への接触の無い正拳は有効である。
  3. 顔面への接触が偶然であっても、減点1とする場合がある。

 

09.反則技
  1. 下段横蹴り、カカト蹴り、下段回し蹴りを膝関節に意図的に出す事は反則である。
  2. 首から上への手技、頭突きは反則である。
  3. 金的、首、背中への攻撃は反則である。
  4. 倒れた相手にダメージを与える事、並びにその為の足払いは反則である。 E.対戦相手の攻撃を避けるために場外に出る事は反則であり、減点1となる。

 

10.注意
  1. 主審は減点対象とはならないが、「注意」を与える場合がある。
  2. 正式な「減点」は3名以上の副審、もしくは主審のみの裁定で出される。

 

11.失格
  1. 反則が偶然の場合
    1. 注意2つで減点1とする。
    2. 注意4つで失格とする。
  2. 反則が故意である場合
    1. 故意の反則は、減点1とする。
    2. 2回目の故意の反則で、減点2となり失格とする。
  3. 選手がスポーツマンらしからぬ行動をした場合、主審は直ちにその選手を失格とする。

 

12.その他
  1. 全ての男子選手は金的カップを装着する事。少年部・女子部は安全性を最優先し補足ルールを適用する。
  2. 選手並びにコーチは試合の最中に主審、並びに副審に話し掛けてはならない。但し、怪我がある場合を除く。
  3. 大会会場内での写真撮影並びにビデオ撮影は禁止である。

 

備考 (国際ルール準拠換算法)
  • 一本 = 1ポイント
  • 技有り =1/2ポイント
  • 効果 ≠ 1/4ポイント
  • 失格 = マイナス1ポイント = 減点2 = 注意4
  • 減点1 = マイナス1/2ポイント = 注意2
  • 注意1 ≒ マイナス1/4

 

※国際大山空手道連盟の許可無く当トーナメントをいかなる形態に関わらず、電子的、機械的映像、又は文章において、使用する事を一切禁じる。

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