3月、待ちにまった春の講習会である。
今年の2月は暖冬であった。
朝の散歩でも、肌を刺すような厳しい寒さはほんの数日しかなかった。
ここバーミングハムはすっかり春らしくなった。
吉野桜も殆ど満開である。
例年より半月ほど早いようだ。
今回の日本の旅はアトランタの支部長高橋ツトム先生も同行する。
彼は仕事の関係上旅慣れている。
デルタ航空の機内食よりも美味しいオニギリを持参してくれると言ってきた。
2月6日にLAに出発。珍しく午後のフライトであった。
例によってアトランタで乗り換え、LAに向かう。
機内であれやこれやとオーディションを考える。初めての体験である。考えがまとまらない。
夜の8時に到着。息子のザックに迎えてもらう。
息子はアラバマ大学を卒業して現在はハリウッドのコメディーチャンネルで仕事をしている。
再会、元気で頑張っているので良かった。
2月8日 いよいよオーディションである。 続きを読む
BREAKING NEWS、緊急ニュースである。
とうとう「内弟子INアメリカ」が映画化になる。
映画のタイトルをいろいろと考えた。
「内弟子INアメリカ」では解らない、なにか欧米人に解るタイトルが必要だ。
以前エッセイで人生にはチャンスが3度ある・・と書いた。
夢を追いかけるのはチャンスを追いかけることである。
そこで「TAKE A CHANNCE」と題名を付けた。
まさにチャンスを掴む訳である。
この話は本当に有った話です。
それもつい2~3日前の出来ごとでした。
チョットその話と関係が有る出来事を先に話させてもらいます。
ホントウの話です。
約40年前にアラバマに来ました。(正確には39年です。文章を書く時いくらか表現は大きくなりがちです。シツレイシマシタ。)
バーミンガハム空港は、のどかな原っぱのようなところでした。
NYから来たのでその違いはえらいショックでした。
本当に電気も水道もあるのかと一瞬うたがってしまいました。
当時、チャイニーズレストランが一軒しかありませんでした。
今ではマクドナルドと競うぐらいアチコチにあります。
最初の頃は、どこに行くにも人々の好奇な目線を感じました。
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大会の熱気は今まで以上に有ったように思う。
大会前、今年は20周年記念なので支部長全部参加するようにと檄を飛ばす。
みんな参加して頑張った。
泉会長も、極真会最高顧問郷田師範も大会が盛り上がって来ていると談話をしていた。
大会を支えている関係者の努力の御蔭である。感謝。
さて前置きが長くなった。観戦記である。
入賞者集合写真
清々しい朝である。冷気が肌に沁みる。
チクリとする空気、身体が締まる。
ステラもハナも気合が入ってる。ぐんぐん私を引っ張って行く。
朝の散歩は何時もながらいろいろ考えさせられる。
何故か今日は“CHANCE”チャンスについて考えた。理由は分からない。
いつも突然に考えが浮かぶ。
これもCHANCEかもしれない。
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今年の夏は猛暑であった。
もしかして地球が燃え尽きるのでは、と心配した。バカなことだがチラッと感じた。
何時もの散歩道、何となくではあるが落ち葉がめだつ様になった。
雑木林の木々の葉もほんのりと黄ばんできた。
夏が終わろうとしている。
蝉の声も心なしか哀しそうだ。きっと夏を惜しんでいるのかも。
この2~3日気温が落ちた。真夏の朝は一歩外に出ると熱気がムッと身体を包む。
今朝はひんやりとした冷気が肌に感じる。
「オッ、秋がすぐそこに来ている」身体が締まる。
朝の散歩も爽やかである。
心なしか愛犬ステラもハナも気合いが入っているようだ。
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6月24日
朝5時起床、カールに空港まで送ってもらう。万歳するな、と念をおす。「オス」と返事をするも不可解な笑みを浮かべる。時間が迫っているので、それ以上念を押さないで機上の人となる。
アトランタで約2時間待つ、成田行きは何時もながら満杯である。映画を3本、なかにインドの映画を見る。なかなか面白い。ウーン、世界は確実に変わっている。丁度日本行きの数日前にやっとシナリオ、“TAKE CHANCE”が完成した。この後、ラインプロデュサー(LINE PRODUCER)が具体的な費用の計算をする。約2週間かかるようだ、日本から帰ってくる時期にまたミーティングを約束する。もしかして、もしかするかもしれない。夢は見るものだ。
ここディ―プサウスに夏の花、百日紅の花が咲きだした。
朝から猛暑が始まる。
気合を入れないと負けてしまう。
皆も元気に稽古に指導に励んでいることと念じている。
そこで今日は、暫く振りに昔話、ムエンタイ、キックボクシング話である
私の記憶は断片的である。
それでもある程度の形として心の片隅にそれなりの確りした輪郭を見せている。
飛び飛びのその思い出を頼りに私がムエンタイと関わり合った経験を話してみたい。
何時かは話そうと思っていたことである。
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この1~2ヶ月のニュースは何処を向いても暗いものばかりである。
日本の地震と津波、まだ続く余震。
中東では戦争が各地に飛び火している。
アメリカ国内でも不順な天候が続き各地で竜巻や豪雨の影響が報じられている。
なにか、世界中が大きく揺れている。
何処を向いても顔色がさえない、話題も暗い内容になっていくようだ。
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